太宰府の記憶に宿る、ひとときの滞在。

福岡県・太宰府市——　かつて「西の都」と称されたこの地には、千年以上の時を超えてなお、人々を惹きつける魅力があります。そんな歴史と文化が息づく場所に、築60年の古民家をリノベーションした一軒の民泊があります。

「梅にメジロ」——　その名の通り、早春には庭の梅の木にメジロが舞い降りる、静謐な空間。太宰府天満宮のすぐそば、末社・太郎左近社のほど近くに佇み、縁側に座れば、かつての風景を彷彿とさせる静かな時間が流れます。土間のあるリビング、広い縁側、そして五右衛門風呂。懐かしさの中に新しさを感じる設えが、旅人をやさしく迎えます。

太宰府天満宮への参拝、九州国立博物館でのひととき、そして静かな夜の時間。この町の記憶に溶け込むような滞在を、ここで。